動物と会話をする 「アニマルコミュニケーション」 って知っていますか?
テレビ番組 「志村動物園」 のハイジーさんをご存知の方は、特殊な能力を持った人しかできないと思うかもしれません。
最近、動物と会話ができる学生に会いました。 彼女が言うには人間は誰でも動物と会話ができるんだとか。 人間は進化の途中で “言葉” というコミュニケーションツールを持つようになったため、言葉を使わずに会話する能力が落ちてしまっただけで、訓練次第で言葉無しの会話をすることができるそうです。
ペットを飼っている人は誰もが「この子と話せたら・・・」と思った事があると思います。 数日間で学べるセミナーがあると聞いて、早速調べて良さそうなところを受講してきました。
■どうやって動物と会話するのか
私が選んだのは、4時間のセミナーを2日間受講することで、飼っているペットの気持ちをYes/Noで理解することができるというもの。
なぜ、たったの8時間でできるようになるのか? セラピーやヒーラーの多くが潜在意識の声を聞くために使うペンデュラム(振り子)。 集合的無意識で動物と意識を合わせ、脳から送られてきた電気信号が筋肉に伝わることで、手に持ったペンデュラムがYes/Noと反応します。
要は、ペンデュラムを動かすこと自体は、普段の身体の動き同様なので誰にでもできることで、動物と意識を合わせることがキーになってきます。 つまり、一緒に暮らしている動物とはもともと意識が合っているので、簡単に意識合わせをクリアできるというのです。
■はじめてウチの猫と会話してみた
そうはいっても、いやいや本当に? 第六感とか直感とか女の感とかカッコイイもの、ミジンコほども持ち合わせていないんですけど、わたしに本当にできるの? と思っていました。
実はわたし、受講生の中でいちばん出来ない子でした。 Yesは右回転しますが、Noの動きがはっきりしない。
それでもなんとか、2日目に家でお留守番をしているシルブと会話をしました。 お留守番は寂しくないのか聞いてみたところ「寂しくない」との意外な答えが。 理由はダッシュくんがいるからだそうです。 ちなみに、シルブとダッシュは、福島の同じシェルターから武蔵小山の里親カフェにやってきた仲良し。 仲良しなので2匹揃ってウチの子に迎えたのです。
■ペットの意外な回答
セミナーでは、みなペンデュラムを通してお留守番中のペットに質問をするのですが、その珍回答っぷりには笑わせてもらいました。
ペットは意外なことが原因となって様々な行動をしていることがわかるのです。 ペットを飼っている人は何かしら、鳴きぐせ・噛みぐせ・イタズラなど悩みを持っていると思いますが、それらの理由が明確に出てくるのです。 受講生のコミュニケーション事例 を読むだけでも、彼らの行動が深いことがわかります。
■受講後のペットとの会話
受講後、どっと疲れます。 振り子を見ている本人が眠くなるし、普段使わない脳を使うので疲労感と空腹感が押し寄せます。 実は受講後2日間ほどやる気が出ず、ペンデュラムも一切触らなかったのです。
今朝、3日ぶりに触ってみました。 お水を飲んだり心身のメンテナンスを整えてから始めます。
いまウチのスリッパはこんな状態w これは、エネルギー伝達の良い身体にするための、センターリングというものです。
ペンデュラムは、動きやすいよう前後に意識的に動かしておくのですが、それが上手くいかないために質問後のペンデュラムの反応に影響しているのではないか? と受講時に質問した時の先生のアドバイスを思い出し、ペンデュラムを停止した状態で質問を始めました。
むむむ・・・こっちのが反応が良い。 「わたしは17才です」 「わたしは牡蠣が嫌いです」 の質問に大きく左回転。 私のNoが左回転だと解ったところで、その勢いのままシルブとダッシュとお話しました。 お互いの回答は全く一致。
毎日楽しい、お互いのことが好き、でもいつも仲良しなわけではない。 オモチャの取り合いと、私の取り合いをしているときは仲良くないのだそう。 それぞれにお気に入りのオモチャが欲しい? と聞くと答えはNo。 同じオモチャで遊びたいのだそうだ。 はて、困った。 1つのオモチャ、1人の私に、2匹の猫。 取り合いを避けるわけにはいかない。 仲良くないときがあるのは嫌だと言う。
質問はここで一旦終わりにしました。 Yes/Noで答えられる質問を用意するのは、ペンデュラムを動かすことより難しかったりします。
ちなみに、お気に入りのオモチャとはコレのこと。
「ねこマカロン」や「ねこキャンディ」の素材、フリースの50cmくらいの切れ端。 他に沢山オモチャあるのに、どうしてこういうのが好きかね。。
■受講したセミナーについて
「アニマルコミュニケーション」とは、動物と人間が相互に会話することです。 ペンデュラムを使う 「アニマルボディーケーション」 では、質問に対して動物のYes/Noを受取ることで、動物の考えや思いを理解します。 それを続けているうちに動物との意識は深まり、動物の声が聞こえるようになることも少なくないそうです。
私が受講したセミナー 「Platform ones-one(プラットフォーム ワンズ・ワン)」 は料金も良心的で、無料の練習会やコミュニティー参加など、受講後のアフターフォローもしっかりしています。
なにより、動物と会話することが特別なことではなく、動物と一緒に暮らしている全ての人が「動物と気軽に意思疎通ができるようになってほしい」というポリシーがあるからこそ、金設け主義のセミナーや、自分の才能を高額で提供するスピリチュアル占い師とは、一線を画しているんだとセミナーを受講して感じました。
■ペットの声を聞くということ
ペットはストレスが原因で病気になることが多いと聞きます。 一頭飼いの場合、ダイレクトに飼い主のストレスを受けてしまうというし、他頭飼いはペット同士の相性問題で大きなストレスを抱えるケースもあるので、どちらにせよペットがストレス無く生活できるように、彼らの声に耳を傾けることは必要だし、その声をペンデュラムを通してわかるのであれば、飼い主はみな使えるようになるのが理想的だと思うのです。
理屈云々の前に、ペットとお話できるなんてそれだけでワクワクしませんか?
どうして、基本的にシンクにいるのか? 所構わず360度わたしに飛びかかってくるのか? 髪の毛を噛むのか? お風呂に入ってる時に大運動会するのか? 猫のくせに寝ている最中ベッドから転げ落ちるのか? これから毎日彼らと会話したいと思います。 珍回答があればアップしますね(=゚ω゚)ノ
そしていつの日か、天国にいるノンノン・ミニラ・青・空に、声をかけてみたいと思います。