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日本の伝統工芸「染め物」から江戸時代のオシャレ魂を知る

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 投稿:矢沢苑子

 

 

江戸時代の着物を見ると、艶やかで、色の組み合わせは冒険心に溢れており、

オシャレで粋だった事がわかります。

現代の日本人は、いつから無難な色を好むようになったのか不思議です。

 

そんな洒落乙な江戸時代を知りたくて、「型染」 の体験に行ってきました。

 

 

 

落合に存在する 「二葉苑」 さんは創業90年。 当時、落合周辺には沢山の染色工場が連なり、

すぐ裏にある妙正寺川で反物を洗い流していたそうです。

確かに川沿いには古い建物が多く残っていました。

 

 

そんな中、「二葉苑」 さん発見!

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数年前に建替えをした工房はガラス張りのシームレスで、9mの反物を干す 「引き場」 が外から丸見えです。

 

 

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色見本でしょうか。 可愛い(◡‿◡✿)・・・

 

 

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染料のボトルがズラリ圧巻!

 

 

 

今回は、「型染」 という技法でトートバッグを作りました。

4代目である小林さん直々に教わります。

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模様が型抜きされたシートをトートバッグの上に置き、鹿の毛でできた丸ハケで着色していきます。

 

 

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2色染めた画像。

模様シートは10種類あり、色も10色。 要はこの工程を10回繰り返します。

図柄がズレないようにする 「地張り」 が、最も重要なことがわかります。

 

 

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完成の画像。

 

染め作業は繊細で力加減が難しい。

10色の濃淡が微妙なので、全て同じ力加減で染めないと10色の繊細な差が出ないのです。

 

 

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同じ作品なのに、人によって様々でおもしろい。 8名の中で最も濃いのと薄い作品を並べてみました。

ちなみに、最も濃いのはわたしの作品。(性格は関係ないですよぉ~)

 

全て均一に強い力加減だったのか、繊細な色の差はきちんと出ていました♪

淡い作品は温かみがあって可愛かったです。

 

 

 

幕府の禁令により、庶民の贅沢が制限される中、

割と地味な 「鼠色」「茶色」 を、何パターンも作り出したというサンプル。

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これは 「茶」 のサンプルですが、完全に茶色じゃない色が数ページにおよびズラリ Σ(゚д゚lll)

江戸時代のオシャレ魂、ハンパじゃないです。

 

 

 

染めには、友禅・絞染・型染・抜染という技法があり、染料の数は 「PANTONE」 社顔負け。

古き洒落乙たちの魂や技術は、後世に残すべきです!

最近の着物ブームが追い風になることを期待しながら、

このワークがなければ一生見ることが無かったかもしれない妙正寺川を、感慨深く眺めて帰りました。

 

 

 

今回のワークは、「 にっぽん てならい堂 」 さんの 『 染め夜塾 』。

「 てならい堂 」さんでは、日本のモノづくり体験をたくさん企画していますので、

興味あったんだ・・・ってものが見つかるかもしれませんね (*≧∀≦*)

 

 

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