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糸島・神山に続くのか? 墨田区の空き家活用とクリエイター移住

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2014年7月の総務省によると日本全国の「空き家率」は13・5%、つまり約7件に1件は空き家であると発表がありました。

この問題について国土交通省やNPO法人などが対策にのり出し、空き家再生ビジネスはクラウドファンディングの資金調達に続々成功しているようです。

 

空き家問題は、地方だけではなく都市部でも発生しています。 地方は、物件の取引価格が安いため不動産業者も仲介を拒む空き家が多く、自治体が仲介しているケースや、自治体からの情報を掲載しているWEBサイト「空き家バンク」などが存在します。 東京23区では、競売される後継者がいない物件を除いた殆どの空き家を不動産業者が仲介し、賃貸や売買物件として扱われているようです。

 

江戸時代から続くものづくりの町 墨田区では、後継者対策や若手経営者育成「すみだ塾」に10年ほど前から取り組んでいますが、空き家・空き工場の減少には至らないといいます。 東京大震災・東京大空襲の火災から免れた地域が多いため、老朽化した平屋や歴史ある神社仏閣・料亭などが残り、江戸切子や江戸小紋をはじめとする伝統技術が多く残った風情のある町に、不釣合いなスカイツリーと中途半端な地元開発。

そんな墨田区で、じわじわと変化が起こっているといいます。 長屋住宅や空き工場をリノベーションし、下町の風情を活かした生活を楽しむ若手のクリエイターが集まってきているというのです。 外部からの若手と地元の若手のコミュニティーが生まれ、シェアハウスが増加。 墨田区在住のクリエイターが手作り作品を出展する「すみだ川ものコト市」、時間・日替わりで交代制のシェアカフェとシェアハウス・イベントスペースを兼ねた爬虫類館分館など、新しい文化が生まれています。

この日わたしは、京橋の長屋を改装しアトリエとして利用しているお宅へお邪魔しました。

 

平屋の天井をはがし木造の屋根組みを丸出しにした古民家は、昭和初期にタイムスリップしたかのような異空間。 ライフラインが整った「北の国から」を見ているよう。

家具類は、骨董品が趣味であるという借主さんの持ち物と、ご近所の工場などから頂いたものが集まっています。 囲炉裏が2つもありました。

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入口の土間にはなぜか餅つき用の臼と、「YAMAGUCHI」と書かれたミシン。 山口さん製なのか山口県製なのか・・・とにかくレアすぎる。

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そういえば、恵比寿から移転して3年が経つ向島の「IPCRESS LOUNGE」のオーナーは、近隣の巨大なネットワークの中から「HAPPY下町」のダンサー探しに協力してくださいました。

・・・たしかに楽しそうな若者がこの町には多い。

 

糸島や神山ほど田舎ではないけれど、都会でもない墨田区。 都内に在住したいクリエイターがモノづくりと人情の町に魅せられて集まってくるのはごく自然なのかもしれない。 地元にずっと居ると見えないことは一度離れ客観視すると、真実が見えてくるのかもしれません。

 

 

「HAPPY下町」には、墨田区のレアレアな場所が沢山登場しています。

 

 

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